手順
- 年代を選択
- 入力欄が表示される(年代の既定の基準値が設定されています。自分の体重、身長、活動レベルを入力して自分の基準値に設定することもできます。[妊婦は表示されません])
- メニュー一覧ボタンまたは検索ボタンでメニューを表示
- 任意のメニューの番号を入力欄に入力
- 表示ボタンを押す
- 下の表とグラフが表示されます。
吸収率
※栄養素によって体内に吸収される量が成分値と異なります。
※1消化吸収率…食品が消化器官内でどれだけ消化・吸収されるのか、その程度を表したものが消化吸収率です。消化吸収率は、栄養素によって異なります。多い順に、糖質99%、たんぱく質85~80%、脂肪85~75%、カルシウム40~20%、カロテン30%、鉄30~5%となります。また植物性食品は、繊維が多いので、動物性食品に比べると消化吸収率はひくくなります。(鉄分にセレクトフォームを設置) 消化吸収率(%)= (摂取食品中の成分-糞便中の排泄成分量)/摂取食品中の成分量×100
残存率
※4加熱による不安定な(または「茹で・煮る」で損失する)栄養素…ビタミンC、B1、B2、カリウム
調理法によりそれぞれ違いますが、ビタミンC 、カリウムの項目をセレクトフォームで変動するようにしました。
エネルギーバランス
※三大栄養素のエネルギーバランス…エネルギーをただ摂ればいいというものではなく、バランスが大事になります。
食品の成分値と成分値から消化吸収率を掛けた値の2通り載せてあります。蛋白質は4kcal/g、脂質9kcal/g、炭水化物4kcal/gとしました。
成分値のエネルギー値と多少の誤差があります
身体活動レベル
身体活動レベル 普通に設定しています
※身体活動レベル普通…座位が中心の仕事だが、職場内での移動や立位での作業・接客等、あるいは通勤・買い物・家事、軽いスポーツ等のいずれかを含む場合
生活強度・身体活動の目安
Ⅹ
生活強度・身体活動レベルの目安
生活強度指数 |
動作の種類 |
時間 |
要点 |
Ⅰ(1)
指数:1.3 |
安静 立つ 歩く 速歩 筋運動 |
12 11 1 0 0 |
散歩、買物など比較的ゆっくりした1時間程度の歩行のほか、大部分は座位での読書、勉強、談話。また座位や横になってのテレビ、音楽鑑賞などをしている場合 |
Ⅱ(2)
指数:1.5 |
安静 立つ 歩く 速歩 筋運動 |
10 9 5 0 0 |
通勤、仕事などで2時間程度の歩行や乗車、接客、家事等立位での業務が比較的多いほか、大部分は座位での事務、談話などをしている場合 |
Ⅲ(3)
指数:1.7 |
安静 立つ 歩く 速歩 筋運動 |
9 8 6 1 0 |
生活強度Ⅱ(やや低い)の者が1日1時間程度は速歩やサイクリングなど比較的強い身体活動を行っている場合や、大部分は立位での作業であるが1時間程度は農作業、漁業などでの比較的強い作業に従事している場合 |
Ⅳ(4)
指数:1.9 |
安静 立つ 歩く 速歩 筋運動 |
9 8 5 1 1 |
1日のうち1時間程度は激しいトレーニングや材木の運搬、農繁期の農耕作業などのような強い作業に従事している場合 |
食事摂取基準方針
※①エネルギー及び栄養素摂取量の多少に起因する健康障害は、欠乏症または摂取不足によるものだけでなく、過剰によるものも存在する。また、栄養素摂取量の多少が生活習慣病の予防に関与する場合がある。よって、これらに対応することを目的としたエネルギー並びに栄養素摂取量の基準が必要である。②エネルギー及び栄養素の「真の」望ましい摂取量は個人によって異なり、個人内においても変動するため、「真の」望ましい摂取量は測定することも算定することもできず、その算定及び活用において、確率論的な考え方が必要となる。③省略
(厚労省)
若年期のカルシウム
※若年期に最大骨量を高めることの重要性について…これまでに発表された多くの報告から、骨量が最も蓄積される時期は男子13~16歳、女子11~14歳であり、特に思春期前半にカルシウム蓄積速度は最大になり、この二年間に最大骨量の約1/4が蓄積されることが示されています。この時期にできるだけ骨量を増やしておき、最大骨量を高めることは、将来の骨粗鬆症予防のために最も重要で、かつ効果的なことといえます。また、成人期以降ではカルシウム推奨量は体内カルシウム量を維持する量、すなわち骨量の維持のための量と考えることができます。(2010食事摂取基準より)
摂取範囲
※ビタミンB1、B2は必要以上に摂取しても排泄されます。また、体に貯蔵することもできません。ビタミンCにおいても過剰の害は認められないようです。カリウムにおいては腎臓の機能が低下している人の場合(高カリウム血症の恐れ)以外過剰摂取の心配はありません。むしろカリウムは高血圧と関係しているナトリウム(塩分)とは反対の作用を持つと考えられています。カリウムとナトリウムのバランスが大事であり、カリウムを多く摂取すると高血圧の予防になります。食物繊維にも上限量は設定されていませんが(食事で大量に摂取することは難しい)、サプリメントなどで大量に摂取すると下痢を起こしたり、必要な栄養素の吸収が妨げられます。
理想の基準と現在の状態
各年代のエネルギーの基準値をもとに、「理想の基準」のエネルギー値、「現在の状態」のエネルギー値の割合を各成分値に適用して割り出しています。栄養学的な専門知識で設定していませんので、参考程度に見てください。